主人の赴任に伴って、家族皆でマンションに引っ越しました。
私たちが暮らす新しい住まいは、いわゆる家族皆で生活ができる大型マンションです。
引越し手続きも簡単ではなく色々とやらなければいけない事が沢山で大変でしたが、無事これからお世話になるマンションへ入居できました。
引越し当日にオーナーが来て、目の前で新しいカギの交換をしてくれました。
マンションにカギ交換のエキスパートの男性がひょっと現れて、あっという間に新しいカギへと交換していきます。
私たちの目の前でやることで、安全性を訴えたかったのでしょう。
最近では悪質な管理人もいるということで、カギの交換費用を出さないために以前使っていた住人のカギを使い回すというのです。
これでは悪質な人だったら金品を奪いに合カギで進入してくるかもしれません。
このような怖いケースもありますが、ここではちゃんと私たちの目の前で交換してくれたので良かったです。
交換がスムーズに終わるとそのオーナーは、ニコニコしながら新しいカギをそのまま渡してくれました。
以来、快適に新居で生活していましたが、ある時にベッドルームのカギが自然とロックされてしまい、内側からしか開けられなくなってしまいました。
ベッドルーム専用のキーは、オーナーしか持っておらず、どうしようかと悩み担当の不動産屋に電話してみました。
するとすぐにカギ屋さんを呼んでくれるということで、主人と一緒に自宅で待っていました。
取替え屋はさすがプロです。
持ってきた大工道具のような箱を開けて、何やらゴソゴソと器具を取り出し、あっという間に開けてしまいました。
そして、もうこれは壊れているから使えないと、新しいカギを付けて良いですか?とのことでしたので、もちろん二つ返事でお願いしました。
驚くのはそのお値段で、思っていたよりも高くなかったので一安心しました。
こんな夜に電話一つですぐに来てくれて、ささっとカギ交換してくれるなんてすごいと、しばらく感動していました。
その日はゆっくり、自分のベッドルームで休めました。